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 卒業後、大阪府立大手前高校で11年、兼任で大阪府立東住吉高校で8年非常勤講師として勤務。普通科芸術選択の音楽の授業で、主にコーラス、ギター、リコーダーなどを指導。

 その間ピアノの勉強を続け、関西フィルハーモニー、テレマンアンサンブルとモーツァルトのコンチェルトを経験。第1、2、3回「大手前高校卒業生による音楽の夕べ」を企画、出演。

 関西歌劇団とムジークシューレジョイントの「デザートコンサート」等に出演。

現在はムジークシューレでの「ちいさなち〜いさなコンサート」で各種管楽器、弦楽器、歌の伴奏をしています。

 

 メンタル心理カウンセラー・メンタル心理インストラクター​・メンタル心理ミュージックアドバイザー 

 NLP(実践心理学)マスタープラクティショナー・コーチング資格所有

 

   大阪芸術大学 南祐子教授に師事

 2001年から2年間「ドイツロマン派合唱団」の団員と練習ピアニストを経験

 2005年、2006年 寝屋川市立石津小学校で6年生の音楽指導

 2009年8月 チェコのプラハアカデミー芸術院のサマーアカデミーに参加

       フランティーシェック•マリー教授の指導を受ける

 2011年10月 岡山 劉生容記念館コンサート出演

 2011年7月、2012年3月  小林研一郎氏 公開レッスン受講

 2013年3月「室内楽コンサート」出演(シューベルトピアノトリオ)

 2015年1月「2台のピアノのコンサート」出演

​ 2016年11月ムジークシューレ20周年コンサート

​ 2021年9月18日 室内楽リサイタル 'iコンサート’

​   2023年7月30日 夏を楽しむコンサート 京都府胡麻駅 ドイツカフェ’みとき屋’にて

  2024年1月12日 ムジークシューレ’小さなちいさ〜なコンサート

  連弾 フォーレ’ドリー’より 優しさ、スペインの踊り

     シュトラウス  ラデッキー行進曲

 大学時代、和声法の先生の授業を受けていた時のことです。 

四声体(混声四部のコーラスのようなもの)を作る演習の授業で、生徒が作った課題をそれは綺麗な音でピアノで弾かれるのです。曲とまでいかない和音の並んだだけの楽譜なのに、ピアノから出てくる音の響きがとても綺麗なのに感心していました。作曲の先生だったからなのでしょうか、1つ1つ音を大切に感じていらっしゃるように思えたのです。

 普段は指を動かすことに必死で、練習ではついつい雑な音を出していますが、時折その先生のことを思い出しながら、自分の出した全ての音が雑音ではなく、いい音になるように心がけたいなと思います。

 考える力をつけるピアノレッスン

 

ピアノのレッスンといえば先生の言うことをよく聞いてしっかり練習してくる、というスタイルが長年定着しています。地道な練習を続けなければ上手くなれないので、真面目でおとなしい生徒さんが多い印象があります。

 自分自身も先生に言われるまま、レッスンを受けていました。気がつくと自分で考えることをしていなかったのです。

ずいぶん前ですが「その曲のテンポはどうしてその速さがいいのですか?」共演者に聞かれた時、心の中で「先生にそう教えてもらったから」と呟いていました。自分が演奏している音楽に対して自分自身が向き合っていないことを痛感しました。

 生徒さんにレッスンしていて、やはりこちらから「この曲は〇〇調でこの速さって書いてあるよね、ここに記号が書いてあってこれは〇〇て意味でこう演奏するといいよ」と言ってしまっている自分がいます。

​ まだ小さい生徒さんには難しいかもしれないけれど、ある程度楽譜を読めるようになったら自分で考えるように楽譜に向き合ってほしいなと思います。どこになんて書いてあるのか、その生徒さんがそれを見てどう弾きたいのか、じっくり考えられるように導いてあげれるレッスンを心がけたいと思っています。

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